猿、去る。元旦より、鳥初めの否、年始めのお勤めをみなさんと正信偈を高らかに唱和して
新年を共に迎えませんか?
阿弥陀経には、浄土を共命之鳥ぐめょうの鳥が飛んでいるところと教えられています。
頭が2つで胴体が1つという奇妙な鳥です。どう考えても飛びにくそうですね。しかし、
もしも私達が鳥だとして、どんな高い所でも飛べて空の上から地球を見れたらどうでしょう。
2つどころでない無数の頭が見えませんか?1つの地球(胴体)に在るにもかかわらず
此処は、俺のものだ、いや私のものだと喧嘩してばかりいる奇妙な鳥が。
そうです、煩悩に眼を遮られて、無数の命の中に生かされていることを忘れてしまっている
愚かな私たちの姿を教えられているようです。
来年は酉年です。私たちは有頂天に飛び回るより、胴体(いのち)はひとつであった。
1つの命を生きる事は、無数の命と共に生きることなんだ。という
真実に目覚める年であればと思います。日時は、下記の通りです。
お参りは御門徒さんでなくても自由に参ってください。
阿弥陀様は、 選ばず 嫌わず 見捨てず、みなさんを迎えてくれるはずです。
どうかみなさん遠慮せず参ってください。
平成29年1月1日 午前10時から
お勤め 正信偈 同朋奉賛式
※赤本持って来てください。
無くても大丈夫!! 本堂に備え付けありますので御貸しします!